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山車ものがたり

源平盛衰記

  今年の巽町山車組は「源平(げんぺい)盛衰記(せいすいき)」を題材といたしました。数ある源平ものの中でも義経を主役とした題材を用いた山車が多い中、あえて弁慶を主役とし、「一(いち)ノ(の)谷(たに)鵯(ひよどり)越(ごえ)の奇襲(きしゅう)」、「壇(だん)ノ(の)浦(うら)落日(らくじつ)の平家(へいけ)一門(いちもん)」、「攝州(せつしゅう)大物浦(だいもつのうら)亡霊(ぼうれい)知盛(とももり)」の三場面を一つにまとめた山車を創作も加え製作致しました。
◎一ノ谷鵯越の奇襲
 義経は平家の背後を突こうと軍勢を率いて山道を迷っていたが弁慶が連れてきた鷲尾三郎の先導で平家の一ノ谷城の背後の頂上に陣揃いした。軍勢に驚いた鹿が下まで無事下りたのを見て、義経一行は崖を駆け下って鵯越の奇襲をかけた。平家軍は慌てふためき海上に敗走し、源氏は大勝利をおさめた。義経騎馬軍団、奇襲攻撃の名場面。
◎壇ノ浦落日の平家一門
 平家一千艘、源氏三千艘の大混戦。各地の合戦に敗れて、覚悟を決めた平家の武将、二位尼と安徳天皇が入水する。奮戦していた能登守(のとのかみ)平教経(たいらののりつね)が安芸太郎と弟次郎を抱え入水する場面。
◎攝州大物浦亡霊知盛
 源平最後の決戦で勝利した源義経は、兄頼朝と不仲になり追われる身となった。義経一行は攝州大物浦から船出したが間もなく空はかき曇り、雷鳴が轟き、烈風に海は大荒れ、亡霊知盛と共に平家の武将たちが恨みの形相物凄く波間から現れる。弁慶の五大尊で亡霊は立ち去るが船は大破して大物浦に押し返される場面。

◎見返しは、五条橋~弁慶と牛若丸~





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